NANO MRNA（4571）
mRNA医薬品に特化した創薬ベンチャーのNANO MRNA（4571）が急反発し、1月4日の年初来高値196円を更新しました。午後0時30分現在、前日比50円（27.9％）高の229円で取引されており、ストップ高の買い気配となっています。mRNA技術に関連する医薬品開発の進展が市場の注目を集めており、特に新型ウイルスの治療薬としての可能性が評価されています。今後の研究成果が大きな期待を集めています。
伊藤忠商事（8001）
総合商社大手の伊藤忠商事（8001）が後場に買われて上げ幅を拡大し、午後1時45分現在では前日比379円（6.0％）高い6739円で取引されています。伊藤忠商事は多岐にわたる事業を展開しており、特にエネルギーや化学製品の安定的な需要が好調です。株価の上昇は同社の多角的な事業展開や国際的な経済回復に対する期待感を反映しています。
ファーストリテイリング（9983）
世界3位のSPA（製造小売り）のファーストリテイリング（9983）が大幅反落しました。午後1時37分現在、前日比1600円（3.4％）安の4万5380円で取引されており、一時は4万4780円まで下落しました。ファーストリテイリングは世界的な店舗展開を行っているが、特に為替変動や原材料費の高騰が影響していると見られています。市場の反応としては、業績の下方修正の懸念が影響を与えている模様です。
日本エコシステム（9249）
公営競技場運営受託や設備工事、道路保守管理、水質管理などを手がける日本エコシステム（9249）が続騰し、2023年5月17日の最高値2320円を更新しました。市場では、公共事業の増加や環境関連事業の需要の拡大が好材料となり、株価を押し上げています。今後も環境規制の強化や新たなインフラ投資の拡大が続くことから、同社の成長が期待されています。
阿波製紙（3896）
特殊紙を製造している阿波製紙（3896）が急反落しました。午後1時10分現在、前日比100円（16.6％）安の503円で取引されており、値幅制限いっぱいのストップ安売り気配となっています。市場では、原材料費の上昇や需要の減少が懸念され、特に国内外の製造業の景況感の影響を受けていると考えられています。今後の業績回復に向けて、コスト削減や新製品開発が鍵となるでしょう。